さてさて、前回のつづきです。
「西郷隆盛蘇生の家」からさらに歩いて進んで行きます。
やはり狭い道が続き、歩道の幅員も申し訳程度といった感じで、歩くのにとても難渋しました。
上の写真2点も、道路端のガードレールぎりぎりに身を寄せて撮りました。
山側を走るJR日豊本線上には三船トンネルが見えます。
長さ31mは同線で最短と聞いたことがあります。
三船病院のすぐそばには、「月照上人入水の地」と書かれた立派な石碑もあります。
国道10号線から一歩山手側に入ったところにあって目立たないので、訪れる人もそれほどいないようですが。
三船を過ぎると片側2車線となり、歩行環境も多少は改善します。
しばらく進むと歩道も現れます。
そのままさらに歩いて竜ヶ水に到着。
スタート地点の祇園之洲から約7km。
「よく歩いたな〜」とちょっとだけ達成感を感じつつ、この日の行程を終えました。
JR竜ヶ水駅の構内には「8.6(ハチロク)水害」の災害復旧記念碑が。
穏やかな風景を背後に、当時の災害の大きさを静かに語り継いでいます。
・・・ということで、「上」、「下」の2回に分けて祇園之洲〜竜ヶ水までをご紹介しました。
改めて沿道の史跡・スポットを挙げると、今回目にしたものだけでもこんなにたくさんあります。
・石橋記念公園
・琉球人松
・磯地区のぢゃんぼ餅屋さん
・磯海水浴場
・磯地区の近代化遺産群(異人館,尚古集成館,仙巌園,などなど)
・西郷隆盛蘇生の家
・三船トンネル
・月照上人入水の地の碑
・竜ヶ水災害復旧記念碑
7kmくらいなら、ウォーキングやサイクリングにちょうどよい距離ではないでしょうか。
しかも眼前には桜島と錦江湾の雄大な眺めがモレなく付いてきます!
ぜひぜひ、歩行者やサイクリストに快適な空間整備が進んでほしいと祈るところです。。。
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