林芙美子忌のつどい

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6月29日(土)10:00〜11:00、桜島南部・古里地区にある改新(かいしん)校区において、林芙美子忌のつどいが行われました。
『放浪記』などの著作で有名な作家・林芙美子は、母が東桜島出身で、芙美子が生まれる前は古里地区の温泉旅館で働いていたそうです。
こうした縁もあり、芙美子は古里地区で以前から大切にされ、この行事も今年で33回を数えます。


開会ののち、東桜島小学校の生徒さんによる献花、全員での黙とう、そして改新校区・有馬会長からごあいさつです。
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東桜島中学校の生徒さんたちは、総合学習の時間に林芙美子について自分たちでいろいろと調べているそうです。
その学習成果を皆さんの前で発表しました。
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鹿児島高校放送部の生徒さんたちは、「放浪記」の朗読やフルート演奏などを交えながら芙美子の生涯を振り返りました。
和服姿の生徒さん(下写真・右から2番目)は林芙美子役です。
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最後に東桜島中学校の生徒さんと出席者全員で『林芙美子賛歌』を斉唱。
「花のいのちはみじかくて 苦しきことの多かりき」という歌詞で始まります。
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おごそかな雰囲気の中、つどいは1時間ほどで無事終了しました。
地域の皆さんの、林芙美子に対する愛情が感じられる行事でした。

古里地区には、国道224号線沿い・旅館街のすぐそばに林芙美子文学碑公園があり、芙美子の像も建っています。
桜島においでの際には、ぜひ一度足をお運びください。

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このページは、まっくが2013年6月29日 11:47に書いたブログ記事です。

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