なんで塩屋ヶ元が避難地域?と思っているアナタへ(^^)
塩屋ヶ元地区は火口から3km以上離れているのに避難勧告が出ています。3kmって言ってるのに、なんで?と思いませんでしたか?
噴石は、地形に関係なく飛んできますので、火口からの距離で考えれば良いです。
しかし、火砕流は、地形の影響を受けて低い方へ向かって流れて行きますので、単純に火口からの距離だけでは判断できません。火砕流のシミュレーション結果が公表されていれば良いのですが、なさそうなので、簡単な火砕流の予想経路を書いてみました。大きめの火砕流が発生した場合、3kmを越えて塩屋ヶ元まで到達することは十分に考えられます。
大きめの火砕流があった場合を想定して、塩屋ヶ元を避難対象地域としたようです。
※シミュレーション結果があれば一番いいんですけどね(^_^;)
誰か公表してくださ~い!
<文責:桜島ミュージアム 理事長 福島大輔>