【解説】どのくらいの規模の噴火が予想されているの?と気になっている方へ

どのくらいの規模の噴火が予想されているの?と気になっている方へ(^^)

「桜島では規模の大きな噴火が発生する可能性が高まっています。」と言われても、どれくらいの規模か想像できないので、不安になりますよね。
噴火の規模を予想することは非常に難しいですが、参考になる資料は欲しいです。
そこで、私の知人に頼んで次のような一覧表をつくってもらいました。

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今回一気に上昇したマグマ: 約200万m3
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昭和火口噴火で最大級(2013/8/18) 約7.5万m3

南岳山頂噴火で最大級(2012/7/24) 約14万m3

御嶽山2014噴火 約25万m3

桜島の昭和噴火 約2億m3

桜島の大正噴火 約20億m3

大正噴火以降、姶良カルデラにため込まれている量 約18億m3


今回、8月15日以降に急激に上昇したマグマを一気に全部噴出したら、いつもの噴火よりもずっと大きい噴火になることが想像できると思います。ただし、一気に噴出するかどうかわ分かりません。もしかしたら、少しずつ噴出するかもしれないし、このまま噴出しない可能性もあります。

この情報が皆様の想像力を働かせる参考資料になれば幸いです(^^)


※写真は2013年8月18日の噴火です

eruption130818.jpg

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このページは、fukuが2015年8月20日 18:03に書いたブログ記事です。

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