みなさんこんにちは!
今回は、本日のイベント「桜島の磯遊び」の報告をしたいと思います!
桜島の溶岩なぎさ遊歩道沿いの磯で海の生き物探しを行いました
ダイビングサービス海案内の出羽さんを講師に招き、鹿児島大学水産学部のダイビングサークルの学生さんの協力のもと、参加者10名・スタッフ10名の総勢20名でのイベントの実施となりました。
ビジターセンターで自己紹介の後、磯へ移動して観察上の諸注意を聞いてから、いざ磯へ
石をひっくり返すと、ナマコが大量にお出迎えしてくれました
その他にも、カニや貝の仲間がたくさん
学生さんは海に潜って、普段は見ることのできないサンゴを採ってきてくれました(もちろん観察の後は、同じ場所へ戻してくれます)
たくさん解説をしてもらいましたが、その中でも面白かった生き物達をここで少しだけ紹介したいと思います。
ニッポンウミシダ
これは、ヒトデの仲間で生きた化石ともいわれているのだそうです。
オオアカヒトデ
赤い色でとっても目立つこのヒトデ。
しかし、海の中には光の赤い波長が届きにくく、保護色となるのだそうです。
ガンガゼ
これは先端に毒をもっているため、触ると危険な生物なのだそうです。
よく見ると上にオレンジ色のものが見えるのですが、これは肛門で、観察中にガンガゼ君はウンコをしていました(お食事中の方すみません。)
ヒヅメガニ
カニのはさみの先が馬の蹄のようになっていることから、この名前がついたのだそうです
全体の写真が見当たらないので、カニさんの爪だけでお楽しみください
解説の後は、昼食をはさんで出羽さんのスライドショーとなりました。
錦江湾にしか住んでいない、アカオビハナダイの写真や新種の魚の話など、錦江湾にはたくさんの生き物達が住んでいることを、たくさんの写真を交えて面白いトークで解説していただきました
また、60万人都市である鹿児島市の間近にこれでけ豊かな海の生き物達がいることは素晴らしいことなんだということも教わりました
今回の参加者の中で、錦江湾に住む野生のイルカを見たことのある人は半数以上でした。
野生のイルカは生態系の頂点にいるため、イルカがいるということは、その海が豊かであることを示すとのこと
そんなイルカを、鹿児島に住んでいる多くの人が見たことがあるということは、とてもすごいことなのだそうです
そんな、鹿児島に住むことができて、本当に良かった
としみじみと思うイベントとなりました
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