15日正午、梅崎春生文学碑の除幕式がレイン
ボー桜島裏の溶岩なぎさ公園内で行われまし
た。戦争体験をもとに書いた小説「桜島」の
一節が碑に刻まれています。私も読みました
が、とても面白い小説です。
当日は文学愛好者の方々60名が参加。妻の
梅崎惠津さんなどご家族の方々や鹿児島市長
も参加されました。
今回の文学碑建立にあたっては、文学碑建立
委員会(前橋松造委員長)と連携し、「桜島ミ
ュージアム」「かごしま文化研究所」「かごし
ま探検の会」のNPO法人が中心となって碑の資
金を集め、計画を進めてきました。
なぎさ公園の芝生に堂々と建っている碑は見
応えありますよ。是非一度見に来て下さい。
梅崎春生文学碑の建立、おめでとうございます。先年、『桜島』の舞台を尋ねて島に渡ったことがありましたが、戦後文学の名作の一つに数えられるこの作品が、作品と深いかかわりのあるこの地に、文学碑はおろか観光案内に作者(梅崎春生)の名前もないことに驚き、雑誌連載の写真紀行『桜島』の中でそのことを嘆いた(『読んで、行きたい 名作のふるさと』教育出版、収録)者としては、この梅崎春生文学碑の建立はまことに喜ばしいことです。
除幕式の様子は、本ブログや南日本新聞のHPで(これまで何度も)拝見、絵はがき「梅崎春生『桜島』文学碑」も桜島ミュージアムからの寄贈で拝見、どっしりとした溶岩を背景に、作品のごく短い一節を記した碑板、そこには空と山肌が映っていて、風格も余韻もあるすばらしい文学碑であることが分かりました。
これまで『桜島』については、HP「カメラ紀行 名作のふるさと」で何度も取り上げましたが、建立された「梅崎春生『桜島』文学碑」についても、機会をみて紹介したく思っております。その際、除幕式の様子や碑のたたずまいを、できれば、本ブログ掲載の写真で紹介したいのですが、ご了解いただけるでしょうか(送呈された絵はがきも紹介したいのですが、これは、どこに許諾を得たらよいか、わかりませんので割愛)。よろしくお願いします。
清水さま はじめまして。
>除幕式の様子や碑のたたずまいを、できれば、本ブログ掲載の写真で紹介したいのですが、ご了解いただけるでしょうか
写真は自由にご利用ください。
梅崎春生文学碑は今年出来たばかりでまだご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。様々なHPから情報発信して下さると私たちにとっても嬉しい限りです。
こちらこそ宜しくお願い致します。